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芥川賞4 コンビニ人間1 [芥川賞]

 次の芥川賞と直木賞の候補作が発表され、新たな受賞レースが進行しているが、今回は「コンビニ人間」を取り上げたい。

 第155回の芥川賞は村田沙耶香さんの「コンビニ人間」。発表後各種メディアでも取り上げられ、村田沙耶香さんのマスコミへの露出度も増えている。私は引き込まれ、コンビニとそこで働く人間、そこにくる人間等の様子を、「私」を通してうまく表現されている、と感心した。文藝春秋では発表作と同時に選考委員の先生による、芥川賞選評が記載されている。発表された文藝春秋2016年9月号では、村上龍先生が、「私事で恐縮だが、わたしがMCを務めるTVの経済番組では、・・。・・だから「コンビニ人間」という作品には驚いた。・・」との記載がある。「限りなく透明に近いブルー」で衝撃的な芥川賞デビューした村上龍先生だが、このような方でも驚きを感じられる作品であるのだろう。

 文藝春秋社から発刊されている「芥川賞・直木賞150回全記録」には第75回芥川賞を受賞した村上龍先生について、熱狂おしよせる選考会として、当時の選考での評価が記載されている。改めてその作品を読みなおしてみると、講談社文庫版で、今井裕康さんが解説されているように、私自身も横田基地に関する描写など、その時代を共にした人間として新鮮に感じたのを思い出した。村田沙耶香さんもそのような逸材として、期待をしたい。
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