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西村京太郎29 八月十四日 [西村京太郎]

 西村先生が月刊ジョイ・ノベルに2014年4月から10月に連載された「八月十四日夜の殺人」。八月十四日に殺人事件が発生し、その根幹に昭和20年の終戦が関係している設定だ。その中でポツダム宣言や空襲や終戦の詔書や降伏文書の調印などの日付がでてくる。それらの意味も事件解決に関連している。この小説と同時期の2014年6月から12月に小説新潮に連載された、「暗号名は「金沢」十津川警部「幻の歴史」に挑む」に記載されているポツダム宣言からの原爆投下に関する小説を、同時に読むと、終戦前後の状況がよく理解できる。ミステリーと言うよりは、社会派小説。2004年に東京スポーツ新聞に連載された「生命」もそうであったのでは。さらには、1965年に第11回江戸川乱歩賞を受賞した「天使の傷痕」(「事件の核心」を改題)もサリドマイドに関する社会派小説であった。トラベルミステリーという推理小説の分野を確立した先生だが、社会派小説と言われる分野でも執筆して頂きたいと願う。 


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